2008-2-2 0:07 投稿者:  matchpotch

山歩会企画「古都ツアー」の参加者は、
matchpotchのほかに、会長、ピロシ、Ｎ女史、ギャル宍の５名。

古都という食堂。とにかく「すごい」ってのを聞いていたため一同わくわくです。
何がすごいって・・・そのボリューム。ホームページを見る限り、まるで山のよう。
とはいえ、誇張もだいぶ入っているだろうな、という予測のもと、店に入ります。

席に座り、それぞれ注文をします。
さー、どんなのが出てくるかなと楽しみにしていたところ、ちょうど対面に座っていた若者グループの注文が運ばれてきました。

［店員］（若者Ｂに向かって）○○大盛りですー
［若者Ａ］ぎゃははは！なにそれ！日本昔話に出てきそーじゃん！
［若者Ｂ］・・・（絶句）

僕らもそれをみて唖然。マジで、日本昔話で出てくる「たーんとお食べ」と言うようなご飯の盛りです。いったいこれを誰が完食できるというのでしょうか。僕らも、大盛りこそ頼まなかったとはいえ、（私たち、大丈夫なの・・・？）という無言の不安が僕らを襲います。みんなおなかがすいてるはずなのに。

で、最初に運ばれてきたのが会長のエビフライ定食。会長はちょっとずるくて（頭を使って？）ご飯１／３盛り。えー、それでも普通のお茶碗にまるまる一杯です。これくらいがちょうど良いな・・・これの３倍って？と思っているところに、ギャル宍が頼んだきのこうどんが到着。一見普通の丼ですが、とにかく器が深い。この店、上げ底なんてずるいことは全く考えていないようです。そして、Ｎ女史の古都定食、ピロシの焼き肉定食が届きます。特にすごいのがＮ女史の古都定食。そぼろや細かく刻んだ野菜を炒めたものが、山盛りのご飯の上に降りかかっていてきれいです。きっと、店員さんが気を遣ってくれて今年行く予定の「穂高岳」をイメージしたんでしょうね。


matchpotchのすき焼き定食が届きました。matchpotchはこのツアーのために、このときまで本日絶食しました。一滴の水すら飲んでいません（これはあんまり意味無かったね）。多少の大盛りとかであれば楽ショーというところですが、食べ始めから先のことを考えてしまい、箸が全く進みません。これから思う長い行程に気持ちが萎えてしまい、足が進まない・・・matchpotchはこれを「白馬定食」と名付けます。半分も食べないうちに、もう遭難寸前です。

数十分後。
まず、会長が完食。まー、ごはん１／３だからこれは順当。日の出山クラス。次にギャル宍もうどん完食。みんなに手伝ってもらいながらの頂上制覇です。matchpochはご飯もおかずも６割、といったところでしょうか（何度も言いますが、普通盛りですよ、これ）。うーん、六ツ石を目指して、帰りに膝を痛めたって感じ。完登ならず残念。特に苦労したのがＮ女史。きれいな穂高岳がまるまる残っています。
「・・・味が薄い・・・」
一口食べさせてもらいましたが・・・うーん、これをほかのおかずだけで完食できる人がいるのでしょうか、というヘルシーなお味。ひょっとして、お通しに味噌おでんが出たのですが、これもおかずだったのでしょうかね。穂高を目指したけれど、上高地でまったり、って感じかな。

さて、そんな中で一人気を吐いたのがピロシ。多少手こずりながらも、なーーんと完食！その表情は、数々の鎖場を抜け、断崖を超えてきた「北アルプスの主」の風格たっぷりです。さすが、劇場のブラックホール「らりゅっぷさーくる」出身じゃありません。

というわけで、今回の山行は、完登１、途中下山３、遭難１って感じでした(^.^;
（なんじゃ、そりゃ）

撃沈の様子をYouTubeに画像を乗せました（みれるかな）

あ、あとお味の方は・・・
結構おいしかったですよ、マジで。量をもうちょっと減らしてくれると、「味」の方にも集中できるのですが。。。

あ、あと注文をとりに来た店員さんがかわいかったなぁ・・・