東京に雪が降った翌日、ある小学生の女の子とのやりとり

女の子『あーー、疲れた』
ぼく　『どうしたの？』
女の子『こーーんなに大きな雪を運んだから、疲れちゃった』
ぼく　『それは大変だったね。』
女の子『でも、学校の先生でつまんない』
ぼく　『どうして？』
女の子『放射能が入っているから、雪で遊んじゃだめって
　　　　だから、先生のせいでつまんない』
ぼく　『でも、それは先生も○○ちゃんの体の事をおもって言ったんだからさ』
女の子『じゃ、神山さんのせいだ』
ぼく　『なんで！？』
女の子『だって、山の神なんでしょ。
　　　　山の神の責任で、雪ぐらい綺麗にしてよ』
ぼく　『うーーん、ぼくは神は神でも、
　　　　千歳まで生きる力しかないからさ。』


大人の責任って



〜　生きている君たちが　生きて走り回る土を
　　あなたに残しておいてやれるだろうか　父さんは　〜

　　『私の子供達へ』　笠木透